ザイオンキャニオンとは違う景色が楽しめる”マウントカーメル”

ザイオン国立公園から、ブライスキャニオン国立公園へ向かう時はこの道を使う。
シャトルバスは走らないので自分の車、もしくはツアーで行くしかない。
遠回りになるがみどころが満載なので是非立ち寄ってほしい。

ザイオン国立公園の南エントランスから約2kmの地点にザイオンキャニオン・ジャンクションがある。そこからマウントカーメルハイウェイ(UT-9)へ入り、東エントランスに向けて走る
- グレートアーチ(Great Arch)
- マウントカーメル・トンネル(Mt. Carmel Tunnel)
- キャニオンオーバールックトレイル(Canyon Overlook Trail)
- チェッカーボードメサ(Checkerboard Mesa)
- 東入口付近にあるザイオンマウンテン・ランチ(Zion Mountain Ranch)
人気ビューポイント”5か所”
グレートアーチ(Great Arch)

車道わきに車を停めて、頭上高く広がる巨大アーチを撮影していると、グレートアーチの上を歩いている人々がいる!
そうなんです。グレートアーチに上がることが出来ます。
そこはキャニオン・オーバールック(Canyon Overlook)というトレイル。トレイルヘッドは、マウントカーメルハイウェイ(UT-9)を更に進みマウントカーメル・トンネル(Mt. Carmel Tunnel)を抜けてすぐにある。
マウントカーメル・トンネル(Mt. Carmel Tunnel)

標高は800フィートで、ザイオンキャニオンビジターセンターから約5マイル。
1927年から着工し、1930年7月4日に開通した。当時のアメリカ合衆国で一番長いトンネル。グランドキャニオン、ブライスキャニオンへのアクセスのために作られる。
砂岩の柔らかい地層は崩れやすく、後にコンクリートで補強されたが1958年トンネルの一部が崩壊した。
数週間で復旧したが、その後は崩落を事前に防ぐために24時間体制でナショナル・パーク・サービス(NPS)がトンネル内をモニター監視している。
■通行が禁止されているのは?
- バイク及び、徒歩では通行できない
- 高さ11フィート4インチ以上の車両
- 50,000ポンド以上の重さの車両
■大型車両が通る時は、一方通行になる
1989年頃からツアー大型バスなどの大型車両が増加し始め、トンネル内で他の車両とすれ違うことが出来なくなってしまった。
- 高さ11フィート4インチ以上、幅7フィート10インチ以上の車両
- 1回$15の手数料で、1週間以内に2回まで通行できる
キャニオンオーバールックトレイル(Canyon Overlook Trail)

なだらかな斜面が続くトレイル。ジーパン&スニーカーなどのラフな格好でも大丈夫!
グレートアーチ(上記)の上部がこのビューポイント。下から見ると上に上がるのはちょっと怖そうに見えるが大丈夫、それほど怖くはない。上からの眺めは最高!
チェッカーボードメサ(Checkerboard Mesa)

チェック模様ができるのは雨や風による侵食、そして冬場岩に染みた水が凍結し、膨張により岩が裂ける。
さらに隆起した時の摩擦熱が生じ、色々な条件が重なり、長い年月をかけてこのようなチェック模様が出来た。
ザイオンマウンテン・ランチ(Zion Mountain Ranch)

お昼頃バッファローがえさを食べに来るので見られることが多い。
ザイオンマウンテン・ランチ(Zion Mountain Ranch)・詳細:ザイオンマウンテン・ランチ(Zion Mountain Ranch)(外部リンク)