正式名称
モニュメントバレー | Monument Valley Navajo Tribal Park
スケール
- 岩の高さ:120m~300m
- 標高:約1696m
- 総面積:約371,080.547平方km ユタ州とアリゾナ州にまたがっている
管理/所在地/時差/開園時間
- 管理:ナバホ族
- 所在地:ユタ州、ナバホ族居留地
- 時差:ナバホ・タイム(ユタ州と同じ)ネバダ州 +1時間時差がある。
※ただし、隣接しているペイジはアリゾナ州。夏時間を採用していない。 - ビジターセンター開園時間:
夏(4/1~9/30): 6:00am – 8:00pm
冬(10/1~3/31): 8:00am – 5:00pm - 閉園:サンクスギビング(11月第4木曜日)、クリスマス(12/25)、ニューイヤー(1/1)
ナバホ族について

全米で一番広大な居留地を持ち、人口も一番多い約30万人。
約9割がナバホ族居留地内で生活している。
その内、モニュメントバレーには約300人が暮らしていると言われている。
全米のネイティブアメリカンについて
現在全米に563種族の先住民族(ネイティブ・アメリカン)が居住している。
人口は約280万人。
その内の1/3がカリフォルニア州、アリゾナ州、オクラホマ州に各種族が各居留地内で独自の政権、自治を持ち生活している。
アメリカ合衆国内務省のBIA(インディアン管理局)に管理されている。
ネイティブアメリカンの過去~現在
アメリカ大陸に先住していたネイティブアメリカンは、ヨーロッパからの入植者によって敗戦した。
勝者は栄養たっぷりの大地を取り、敗者は荒れ果てた砂漠地帯へと隔離された。
(↓この間の歴史については、まるごとラスベガスでは触れません)
1968年に公民権法が制定され、ネイティブアメリカンは、アメリカ合衆国の権利章典(基本的人権保障)を許可された。現在では一定の保護政策と、社会保障制度ある。
アメリカ合衆国連邦政府から先住民族種族ごとに、居留地を与えられ、生活を保障されており、税金はない。
そして大学までの学費は無料。 今ではほぼ取得不可能なカジノ経営権も与えられている。
しかし、これまで迫害されて、虐殺されて、全てを破壊されたネイティブアメリカンが、新たな生活を歩むことは、とても難しい。
ニューワールド症候群(New World Syndrome)のはじまり
今までの自給自足の健康的な生活から一転。 酒におぼれ、贅沢な食事を摂るようになりアルコール中毒、心臓病、糖尿病を患うことになる。
それ以降、ネイティブアメリカンは居留地内での飲酒及びアルコール類の販売は禁止となった。
ネイティブアメリカン居留地に立ち入る観光客も「飲酒禁止」なので、ご注意を!