ビューポイントと注意事項 ~サウスリム編~ | グランドキャニオン国立公園

グランドキャニオン国立公園サウスリムは、大きく3つのエリアに分けられる

グランドキャニオン国立公園サウスリムは、大きく3つのエリアに分けられる
  1. イーストリム
    イーストエントランスからグランドビューポイントあたりまで
  2. ウエストリム
    グランドキャニオンビレッジよりウエスト側のハーミッツレストあたりまで
  3. グランドキャニオンビレッジ
    グランドキャニオン国立公園サウスリム中心地

近年「ウエストリムのスカイウォーク」が話題になっていますが、国立公園サウスリムのウエストリムとは全く別の場所。
スカイウォークがあるのはワラパイ族の居留地内。ワラパイ・ウエスト公園から、グランドキャニオンの最西端が見えることから、一部でウエストリムと呼んでいる

スカイウォークは国立公園ではありません

スカイウォークがあるのは、国立公園エリア外の「ワラパイ・ウエスト」にあります。ネイティブアメリカン・ワラパイ族が管理維持しています。

人気の高いビューポイント

ハーミッツレスト(Hermits Rest)

グランドキャニオン国立公園サウスリムの中で、一般の観光客が訪れることができるウエストリムにある最西端のビューポイント「ハーミッツレスト」ハーミッツレストを日本語に訳すと「隠修士の休憩所」。隠修士とはniftyの辞書のよると、「神との一致を求めて、砂漠などで独り修道生活をおくる者」 となっている

実際にルイス・ブーシエ(Louis Boucher フランス系 カナダ人)が1890年代に隠修士のごとくこの地に住んでいたことが由来している

このビューポイントには、1914年建築家のメアリー・エリザベス・ジェーン・コルター(Mary Elizabeth Jane Colter)により建てられた石を積み重ねたオブジェと石造りの小屋がある。小屋の中には、昔ながらの巨大な暖炉があり、ここではお土産品、スナックが販売されており、トイレもある。しかし中心地のグランドキャニオンビレッジからシャトルバスで約35~40分かかることから、各旅行会社が販売している日帰りバスツアーでは、まず行く事が出来ない。

マーサポイント(Mather Point)

まずはじめに読み方に注意。マザー(Mother) ではなく、マーサ(Mather)です。マーサポイントは、グランドキャニオン国立公園で日の出(サンライズ)を見る絶好のポイントと言われている。

もちろん日中でも大変人気のあるポイントなだけに、駐車場が大変混み合い、展望台も人がいっぱい。足場の岩がちょっとでこぼこして歩きづらいので、転ばないように注意しよう。ここは柵が設けられているので、 谷に転がり落ちる心配は少ない。

ヤバパイポイント(Yavapai Point)

ヤバパイポイントは、グランドキャニオン国立公園で日の入り(サンセット)を見る絶好のポイントと言われている。雄大なグランドキャニオンの渓谷を一望できる最高の場所。マーサポイントからも見ることができる谷間の「プラトゥーポイント」や、谷底にあるロッジ「ファントムランチ」を見る事が出来る。体力に自身のある方は、是非トレイル散策にチャレンジしてみては?

  トレイル ~サウスリム編~・詳細:トレイル ~サウスリム編~ | グランドキャニオン国立公園(内部リンク)

リパンポイント(Lipan Point)

グランドキャニオン国立公園(サウスリム)で最も標高の高いポイント。約2250mある。その名のとおり絶景を見渡せる私が訪れたとき、 絶滅の危機にさらされているカリフォルニアコンドルが崖で一休みしているのを目撃したことがある。大勢の観光客が集まる場所にカリフォルニアコンドルがやってくるのはとても珍しいこと。その場所にいた観光客は皆「そっとしておいてあげよう」と忍び足でグランドビューポイントを去った

デザートビューポイント(Desert View Point)

グランドキャニオン国立公園サウスリムの東端にあるデザートビューポイント写真にあるのはウォッチタワー。先住民族の見張り塔を再現したもので、1932年に建築家のメアリー・エリザベス・ジェーン・コルター(Mary Elizabeth Jane Colter) によって建てられた。

タワーの中は、お土産品が売られており、ナバホ族伝統の織物ナバホラグの実演販売が時折行われている。ナバホラグは、現在でも世界中からとても人気があり、価格はものすごく高い

ウォッチタワー内は、上へと続く細い階段があり上ることができる。壁画などが楽しめる。途中にもテラスがり、最上階に上がるとグランドキャニオンを一望する事が出来る。見張り台を思わせる内装もまたおもしろい

ビューポイント見学・注意事項

落下・転落注意

グランドキャニオン国立公園は大自然の景観を極力損なわない程度に、柵が設けられている。しかしポイントによっては、断崖絶壁のところでも柵がない場所もある。転落事故も多々あるので本当に気をつけよう!落下の要因のひとつとして、帽子が飛ばされ、それを取ろうと手を伸ばし、そのまま落下して亡くなってしまった。という事故が多数ある

小さなお子さんを連れている方は絶対に手を離さないように気をつけて!

足元注意

足場がでこぼこの岩場のビューポイントが多い。
ヒールがある靴はご法度× 転んでしまって手首の骨を折ってしまった事故もある。スニーカーが歩きやすくて良い。そして冬場積雪の時期は特に足元に注意しよう

飲み物(水)を持ち歩く

グランドキャニオン国立公園内は、他の公園に比べると売店が多く点在しているが、前もって飲料水を持っておいたほうが良い。ラスベガスと同じく砂漠地帯は湿気が少ないので、のどが渇きやすい。こまめに水分補給しよう

動植物はえさをあげない、傷つけない

10年前に比べると現在はビッグホーンシープや、ボブキャットなどの大型動物があまり姿を見せなくなった。しかしリスやコヨーテは良く見かける。
なぜかというと、観光客がえさを与えてしまうので、人間を見ると近寄ってくるようになってしまったのだ。もちろんこの行為は国立公園内の規則で禁止されている。見つかればパークレンジャーに注意、罰則を受ける。ちょっと考えてみればわかるはず。
「生態系を狂わす」からだ。どんなにかわいい動物が現れても、決してえさを与えない勇気が必要!

ごみはゴミ箱に、または持ち帰ろう

アメリカのどこの国立公園も比較的ごみはなくきれい。ナショナルパークサービスをはじめ、アメリカ国民は「美しい自然は、私たちだけが楽しむのではなく、後世にも美しい環境のまま伝えて行きたい」 精神から実行されている。観光する私たちも同じ精神を心がけよう!ごみを捨てないことは動物の安全にも繋がる。人間が捨てたごみを誤って食べて死んでしまうことや、体に絡まって取れなくなり、やがて死んでしまうなど多数の事故が現実におきている。ポイ捨ては絶対にやめよう!

国立公園内の自然のものは持ち帰り厳禁

全ての国立公園、その他の公園にも共通することだが、動植物やその辺に転がっている石ころも持ち帰りは厳禁×規則は守ろう
「残すのは足跡のみ、持ち帰るのは想い出だけ!」

レスキューが必要な場合

いくつかのポイントに緊急電話が設置されている。同行者や、トレッキングをしている人に声をかけてレスキューを呼んでもらおう。
ちなみにかなり救助費用は高い。ヘリコプターを要請した場合は、1回のフライトで$2,000以上です。
タイトルとURLをコピーしました