トレイルと注意事項 ~ノースリム編~ | グランドキャニオン国立公園

トレイルの先には大迫力の景色

ノースリムのビューポイントはグランドキャニオンロッジからの眺望以外全て、トレイルをハイキングしないとたどり着かない

ビューポイントごとに違う景色を見せてくれるのがノースリムの魅力!簡単なものから、重装備が必要なトレイルまでレベルは幅広い

ビジターセンターなどで事前に情報を入手してから挑もう!

13のトレイル

ノースリムはトレイルを歩かなければ、ビューイントにたどり着けない。番号ごとにご案内。

[①]ブライトエンジェルポイント・トレイル(Bright Angel Point Trail)

長さ:0.8km 往復所要時間:30分

ビジターセンターやグランドキャニオンロッジのそばにトレイルスタート地点(トレイルヘッド)がある。ノースリムに訪れたらまずこのトレイルを散策してみよう!見晴らしが素晴らしい

[②] トランセプト・トレイル(Transept Trail)

長さ:4.8km 往復所要時間:1時間30分

グランドキャニオン・ロッジからキャンプグラウンドまでの緑豊かなリム沿いのトレイル

[③] アンクルジム・トレイル(Uncle Jim Trail)

長さ:8.0km 往復所要時間:3時間

ミュールorラバ(馬とロバの混合種)ツアーもこのトレイルを歩く。ミュールが通る際は音を立てず静かに道を譲ろう。

詳細ページ:Grand Canyon Mule Rides:Trail-Rides
※サウスリムのミュールツアーとは別会社

[④] ノースカイバブ・トレイル(North Kaibab Trail)

グランドキャニオン国立公園・サウスリムとノースリムを繋ぐ大変有名なトレイル。

  • [1.2km地点] ココニノ・オーバールック(Coconino Overlook)
  • [3.2km地点] スーパイ・トンネル(Supai Tunnel)
  • [7.5km地点] ローリング・スプリングス(Roaring Springs)

7.5km地点までで折り返すハイキングは1日(7~8時間)で可能。ただしこれはかなりハードな計画。リムを930m降りてくるので、帰りは逆に急斜面を登らなければならない。
この先の日帰りトレイルは絶対に止めよう!サウスリムを目指すハイキングは、谷底のロッジ ファントムランチを予約してからトレイルを挑もう!

[⑤] ウィドフォース・トレイル(Widforss Trail)

長さ:16.0km 往復所要時間:6時間

約1.6kmのガタガタ道を抜けると専用駐車場がある。そこからスタート。リム沿いの森林をハイキングするこのトレイルは景色が大変素晴らしい

[⑥] ケンパトリック・トレイル(Ken Patrick Trail)

長さ:16km 片道所要時間:6時間

ノースカイバブトレイルのパーキングに繋がっている森の中をハイキングするトレイル

[⑦] ケープファイナル・トレイル(Cape Final Trail)

長さ:6.4km 往復所要時間:2時間

[⑧] クリフスプリングス・トレイル(Cliff Springs Trail)

長さ:1.6km 往復所要時間:1時間

湧き水があるが、絶対に飲んではいけません×

[⑨] ケープロイヤル・トレイル(Cape Royal Trail)


ここのトレイルヘッドにたどり着くまでにくねくね道を走行してこなければならない。十分運転に注意しよう!ビジターセンターからケープロイヤルトレイルヘッドまでは約50分かかる

長さ:1.0km 往復所要時間:1時間

舗装されているトレイルをハイキングするとても容易なトレイル。途中のエンジェルスウィンドウ・ポイントでは、ぽっかり穴の開いた岩が見える。その先のケープロイヤル・ポイントの眺めは最高で、向かいのサウスリムのデザートビューポイントにあるウォッチタワーが小さく見える

[⑩] ポイントインペリアル・トレイル(Point Imperial Trail)

長さ:6.4km 往復所要時間:2時間

ノースリムとサウスリムの谷間とは別の景色を見ることが出来る比較的簡単なトレイル

[⑪] ルーズベルト・トレイル(Roosevelt Point Trail)

長さ:0.3km 往復所要時間:20分

[⑫] ブリドル・トレイル(Bridle Trail Trail)

長さ(片道):2km

グランドキャニオン・ロッジからノースカイバブ・トレイル出発地点までの簡単なトレイル。ペットと一緒に散策が出来る。自転車もOK!

[⑬] アリゾナ・トレイル(Arizona Trail)

長さ(片道):16km

グランドキャニオン国立公園・ノースリムの外まで続くトレイル。AZ-67と平行している

トレイル散策・注意事項

トレイルを甘く見ては危険!
年間250人以上の人々がレスキューの世話になっている(有料です)

自分の体力を過信しない

公園を管理維持し、警察権限も持つナショナルパークサービス(NPS)は、
「グランドキャニオンから救出された大多数は、驚く事に18歳~40歳前後の若く健康な男性である。これは日帰りで川までの往復ハイキングを試みた場合が多い。年齢が若くても健康状態が良くても自分を過信せず、賢いハイキングをして グランドキャニオンを楽しみましょう。」と皆に呼びかけている

最低限これだけは守ろう!

  • たくさんの飲料水(スポーツドリンクなど)を持参し、こまめに飲む。がぶ飲みは駄目×
  • 夏場の炎天下のハイキングを避ける。午前7時前に出発するのがベスト
  • 炭水化物や塩気のある食糧をこまめに摂る
  • 木陰で休憩する
  • シャツと帽子を水で湿らせ、首には濡れたバンダナをつける
  • 日帰りでコロラド川までの往復ハイキングは絶対しない

天候を事前にチェック

晴天で、風のない日を選ぼう。雨、雷予報が出ているときは避けるべき

所持品・服装

飲料水、栄養バランスの取れた高カロリー食料はもちろんだが、帽子、ハイキングシューズ、サングラス、日焼け止め、リップクリーム 上着は必需品。ストック、懐中電灯もあれば尚良い

落石に注意

グランドキャニオン国立公園に限らず、全ての大自然は侵食、風化を続けている。いつ落石、地すべりが起こってもおかしくはない。 景色を見るのが一番の醍醐味だが、足元、頭上の落石など十分注意してトレッキングを楽しもう

トイレ

トレイルにあるトイレは水洗トイレではない

ミュールツアーに遭遇したら

ミュールツアーに道を譲ろう!山側の端によけ、音を立てずじっとしていること。何頭も連なって歩いているので、最後尾のミュールが15m以上離れてからトレッキングに戻る事
ミュールツアーとは?
ミュールとは別名ラバと言い、ロバと馬の交配種のこと。このツアーは大変人気のあるツアーで、23ヶ月先まで埋まっている状態。まずは英語ができないと参加できない。
他にも規定事項があるので、興味のある方はNPS公式サイトをご参照ください
Mule Trips(外部サイト)

動植物はえさをあげない、傷つけない

10年前に比べると現在はビッグホーンシープや、ボブキャットなどの大型動物があまり姿を見せなくなった。しかしリスやコヨーテは良く見かける。なぜかというと、観光客がえさを与えてしまうので、人間を見ると近寄ってくるようになってしまったのだ。もちろんこの行為は国立公園内の規則で禁止されている。見つかればパークレンジャーに注意、罰則を受ける。ちょっと考えてみればわかるはず。「生態系を狂わす」からだ。 どんなにかわいい動物が現れても、決してえさを与えない勇気が必要!

危険な動物に遭遇したら

サソリやタランチュラ、毒蛇など多数生息している。遭遇した場合は、あわてずに静かにその場を立ち去ろう

ごみはゴミ箱に、または持ち帰ろう

アメリカのどこの国立公園も比較的ごみはなくきれい。ナショナルパークサービスをはじめ、アメリカ国民は「美しい自然は、私たちだけが楽しむのではなく、後世にも美しい環境のまま伝えて行きたい」 精神から実行されている。観光する私たちも同じ精神を心がけよう!

ごみを捨てないことは動物の安全にも繋がる。人間が捨てたごみを誤って食べて死んでしまうことや、体に絡まって取れなくなり、やがて死んでしまうなど多数の事故が現実におきている。ポイ捨ては絶対にやめよう!

国立公園内の自然のものは持ち帰り厳禁

全ての国立公園、その他の公園にも共通することだが、動植物やその辺に転がっている石ころも持ち帰りは厳禁×規則は守ろう
「残すのは足跡のみ、持ち帰るのは想い出だけ!」

レスキューが必要な場合

いくつかのポイントに緊急電話が設置されている。同行者や、トレッキングをしている人に声をかけてレスキューを呼んでもらおう。
ちなみにかなり救助費用は高い。ヘリコプターを要請した場合は、1回のフライトで$2,000以上です。
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