グランドキャニオンに生息する動物たち | グランドキャニオン国立公園

グランドキャニオン減り続ける野生動物

ここ数年の間でグランドキャニオン観光中にすっかり動物と出会う回数が激減した。

大型バスツアーや車を乗り付けての個人観光客がものすごく多い。 夏季観光シーズン中は、グランドキャニオンの入口ゲートが渋滞し、30分~1時間ほど待つ事もしばしば。

車の数に比例し、排気ガスの量も多くなったため、動物及び植物の生態系が変わりつつある。 動物は決して人間の観賞用にグランドキャニオンにいるわけではない。動物は自分たちの住む場所を人間に奪われている。

未だ実現しない公園内全面シャトルバス計画

公園を管理しているナショナルパークサービス(NPS)では、今後個人車両の乗り入れを禁止し、 グランドキャニオン国立公園内は全てシャトルバスでの移動を実施する予定。
当初は2004年から実施予定だったが設備、及び工事が間に合わず2007年に実施すると発表していた。 いまだ実施の目処がたっていないのが現状。

シャトルバス制度実施後は、国立公園内ロッジ宿泊者のみ自家用車乗り入れ可能。しかし公園内の移動はシャトルバスに限られる予定。

生息動物紹介

グランドキャニオン国立公園内に生息している動物は、哺乳類:約90種/鳥類:約355種、それに続き爬虫類、魚類、両生類とされている
アメリカ・アナグマ(American Badger)
ブラック・ベア(Black Bear)
ボブキャット(Bobcat)
各種リス&マウス(Squirrel)

カリフォルニアコンドル

何故そんなに話題になっているの?

カリフォルニアコンドルは、 絶滅寸前種(CR)として登録されている希少の鳥。20世紀前半に大量狩猟され、絶滅の危機にさらされる

1987年生息確認された野生の6羽を捕獲し、 難しいとされた人口繁殖プログラムを開始。その後努力が実り繁殖が成功し、1996年アリゾナ州北部で自然へとかえされた。 その後2005年6月には、捕獲されているカリフォルニアコンドルが156羽、野生にかえったカリフォルニアコンドルは118羽(内カリフォルニア州56羽、 アリゾナ州53羽、その他9羽)が確認されている

このプログラムのゴールは、カリフォルニア、アリゾナ、そしてこの研究所の3ヶ所で150羽づつ確認できたときなのだと言う

データとその他

  • 平均サイズ(NPSデータによる)

    体長:1.19m/両翼の全長:2.74m/重さ:7~10kg

  • カリフォルニアコンドルの離着陸

    体の重たいカリフォルニアコンドルは、低空からの離陸が出来ないのです。その為高い崖の上から、上昇気流に乗って大空に飛び立つ。グランドキャニオン国立公園でも、高い崖で一休みしているカリフォルニアコンドルをたまに見る事が出来ます。その時は接近せずに遠くからそっと見守ろう!

  • 野生での繁殖

    カリフォルニアコンドルは、6歳以降から繁殖が可能となる

現在も続く狩猟の悲劇

人々の夢と愛が込められたカリフォルニアコンドルを、今なお狩猟する人々が後を絶たない。なんということだ。もちろんこの行為は罰せられる

カリフォルニアコンドル、鷹、イーグル、ハゲタカ及びフクロウは、 渡り鳥条約(The Migratory Bird Treaty)および絶滅危惧種行為(Endangered Species Act)保護下にある。 各公園管理局では、これらの違反者たちを見つけた場合は直ちにレンジャーに報告するように人々に呼びかけている

動物にはえさをあげない、傷つけない

以前は色々な野生動物の姿を見ることができた。しかしここ10年出会える回数はぐっと減った。運がよければ ビッグホーンシープや、ボブキャットが姿を見せるかもしれない

リスやコヨーテは比較的良く見かける。というのは、観光客がかわいさあまってえさを与えてしまうので、人間を見ると近寄ってくるようになってしまった。しかしこの行為は国立公園内の規則で禁止されている。 見つかればパークレンジャーに注意、罰則を受ける

どんなにかわいい動物が現れても、決してえさを与えない勇気が必要!

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